Jun Miyake
BIOGRAPHY
アーティスト、作曲家、編曲家、演奏家Trumpet, Flugelhorn, Flumpet, Pianica, Piano, Fender Rhodes, Programming, etc.
PROFILE
日野皓正に見出され、バークリー音楽大学に学び、ジャズ・トランぺッターとして活動開始。時代の盲点を突いたアーティスト活動の傍ら、作曲家として頭角を現し、CM、映画、アニメ、ドキュメンタリー、コンテンポラリーダンス等多くの作品に楽曲を提供。3000作を優に超えるCM作品の中にはカンヌ国際広告映画祭、デジタルメディア・グランプリ等での受賞作も多数。
異種交配を多用した個性的なサウンドはピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダ−ス、ロバート・
ウィルソン、ガス・ヴァンサント、フィリップ・ドゥクフレ、オリバー・ストーン、ジャン・ポール、グード、大友克洋らから国際的賞賛を受けている。 ジャンルを超越した活動を通じてハル・ウィルナー、アート・リンゼイ、デヴィッド・バーン、グレース・ジョーンズ、ニナ・ハーゲン、アルチュール・H、ヴィニシウス・カントゥアーリア等海外音楽家とのコラボレーションも多い。
'05年秋よりパリにも拠点を設け、アルバム”Stolen from strangers “(’07)、”Lost Memory Theatre act-1 “(’13)、”Lost Memory Theatre act-2 “(’14)はヨーロッパの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを連続受賞。ギャラリーラファイエット・オムの「2009年の男」に選出され、同年5月にはパリの街を三宅 純のポスターが埋め尽くした。主要楽曲を提供したヴィム・ヴェンダース監督作品「ピナ/踊り続けるいのち」は2011年ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞受賞。またアカデミー賞2012年ドキュメンタリー部門、および英国アカデミー賞2012年外国語映画部門にノミネートされた。
2016年、リオ五輪の閉会式のフラッグハンドオーバー・セレモニーでは、セレモニーの導入曲となる「君が代」の編曲、および後奏曲である「ANTHEM OUTRO」の作曲・編曲を手掛けた。
同年4月、音楽監督を務めた椎名林檎から「2014年のパリのコンサートで取り入れていたブルガリアン・ヴォイスのスタイルでできないか」と打診され、挑戦的で前例のないアレンジになるため、その方向性で問題がないか各方面に許諾をとってもらえるならという条件付きで引き受けた。調整は難航したものの、ひと月ほど後に組織委員会からのゴーサインが出た。
2017年1月、 TBS系で放映されたドキュメンタリー「情熱大陸」に特集された。
2017年5月、外務省が日本文化の発信拠点として世界の3都市(ロンドン、ロサンゼルス、サンパウロ)に設置する施設「ジャパン・ハウス」の1号館「ジャパン・ハウス サンパウロ」のオープニングに際し、イビラプエラ劇場で開催された記念コンサートに坂本龍一とともに出演した。
2020年2月、舞台の仕事で帰国中にパンデミックが激化したため、3年間日本に避難。
2023年9月、日本滞在中にフランスのヴィザが失効したことを期に、ニューヨークに新たな拠点を築く決意をし、アーティスト・ヴィザ取得の準備を始める。
2024年5月、新拠点設置のためニューヨークに渡る。
「数年前、三宅 純のテープを受け取った私はその場でノックアウトされた。
1時間にも満たない間に、地球上を行き交うほとんど全てのタイプの音楽が、実に調和のとれた形で、たった一人のアーティストによって演じられていたのだ!
彼は私が出会った誰よりもあらゆる音楽言語に通じ、それを操る才能を持ち、さらには狂気をも介在させていた。この男と仕事がしてみたい!
このアルバムはひとつの組曲として結晶したマジカル・オーディオ・ムービーであり、聴く者をシュールな音楽史の世界へ誘ってくれる傑作なのである」
by ハル・ウィルナー (『星ノ玉ノ緒 ENTROPATHY』ライナーノーツより抜粋)
SOLO ALBUMS
(Produced, Written, Arranged, and Performed by JUN MIYAKE)
・JUNE NIGHT LOVE (1983)
・Especially Sexy (1984)
・永遠乃掌 TOKOSHIE no TENOHIRA (1988)
・星ノ玉ノ緒 ENTROPATHY (1993)
・CM TRACKS VOL.1 (1996)
・CM TRACKS VOL.2 (1996)
・常夏乃憂ヒ JUN MIYAKE LIVE at CAY '95 (1996)
・Latinism Reversible (1997)
・"angels rondo" MUSIC for TAKAYUKI TERAKADO EXHIBITION (1998)
・Glam Exotica! (1999)
・Mondo Erotica! (2000)
・Innocent Bossa in the mirror (2000)
・Stolen from strangers (2007)
・Lost Memory Theatre act-1 (2013)
・Lost Memory Theatre act-2 (2014)
・Lost Memory Theatre act-3 (2017)
・Whispered Garden (2021)
SOUNDTRACK ALBUMS
・GORILLA II original soundtrack (1989)
トラック6「SASURAI」
・MEMORIES original motion picture soundtrack (1996) 第2話「STINK BOMB/最臭兵器」
DISC1:トラック12-29
・プープーの物語 オリジナル・サウンドトラック (1998)
・MASK DE 41 オリジナル・サウンドトラック (2004)
・牙 -KIBA- オリジナル・サウンドトラック Vol.1 (2006)
・牙 -KIBA- オリジナル・サウンドトラック Vol.2 (2007)
・中国の不思議な役人 The Miraculous Mandarin サウンド・トラック (2009)
・"Vollmond" music from the dance theater of Pina (2009)
・ジャンヌ・ダルク Jeanne d'Arc オリジナル・サウンドトラック (2010)
・Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち オリジナル・サウンドトラック (2011)
・音楽劇ヴォイツェク Woyzeck soundtrack (2014)
・9 days Queen 「9日間の女王」 オリジナル・サウンドトラック (2014)
・Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York fixer 「嘘はフィクサーの始まり」(2017)
・An Artist of The Floating World「浮世の画家」(2019)
・The Translators 「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(2019)
・No Longer Human「人間失格 太宰治と3人の女たち」(2019)
・「Mémoires du Sapa」“Flying Sapa” オリジナル・サウンドトラック (2020)
・「No.9-不滅の旋律-」オリジナル・サウンドトラック(2021年)
・「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」オリジナル・サウンドトラック(2021年)
・「雪国 -Snow Country-」オリジナル・サウンドトラック(2022年)
・"Jeanne d'Arc" オリジナル・サウンドトラック (2023)
SINGLES
・Stokesia (1989)
・ONE (1991)
・RECIENTE (1991)
・La Party (1991)
・ぜんまいざむらいのうた (2006)
・ぜんまいな人生 (2007)
FILM SCORES
・愛しのハーフムーン /監督:滝田洋二郎 (1987)
・MEMORIES 第2話「STINK BOMB/最臭兵器」 /総監督:大友克洋、監督:岡村天斎(1995)
・プープーの物語 /監督:渡辺謙作 (1998)
・エニイ・ギブン・サンデー /監督:オリバー・ストーン (1999)
(楽曲を提供するも諸事情により完成版では使用されず)
・MASK DE 41 /監督:村本天志 (2004)
・Coffee with Pina / Lee Yanor (2005)
・L'Ombre et la Main / Laurence Garret (2006)
・Mourir d'Aimer / Josse Dayan (2009)
・Katai / Claire Doyon (2010)
・3 femmes amoureuses / Pierre Daigniere (2010)
・The Women 「明日の私に着替えたら」/ Diane English (2010)
・Jonas / Christian Ulmen&Robert Wilde (2011)
・Eat Pray Love 「食べて、祈って、恋をして」/ Ryan Murphy (2011)
・Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち/ Wim Wenders (2011) Awarded for European Film Award 2011,
Nominee for the Academy Awards 2012, BAFTA awards 2012
・The mark of beauty (2013)
・Tiens-toi droite / Katia Lewkowicz (2014)
・NORMAN: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer「嘘はフィクサーの始まり」 / Joseph Ceder (2017)
・An Artist of The Floating World「浮世の画家」(2019)
・The Translators 「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(2019)
・No Longer Human「人間失格 太宰治と3人の女たち」(2019)
・「雪国 -Snow Country-」原作:川端康成、主演:高橋一生、監督:渡辺一貴)(2022年)
・Oxygen Station (2023) / Ivan Tymchenko
・Some body comes into the light (2023) / Wim Wenders
LIVE PERFORMANCES, THEATERS, DANCES, etc.
・ボストン、ニューヨークのクラブ、FM局 定期出演 (1976-1981)
・フジサンケイグループ新首脳陣発表イベント (東京、大阪) 音楽監督 (1984)
・20's vs 80's "Electric Cotton Club "(六本木インクスティック) 企画、出演 (1984)
・All Japan Jazz Aid (日本武道館) オープニング/エンディング作編曲 (1987, 1988)
・"BOHEMIA"(西麻布) 音楽監督 (1987-1989)
・"CAY"(青山) 定期出演 (1986-)
・"Festival Halu"(パルコ劇場) 出演 (1994)
・Montreux Jezz Festival (Seigen Ono Ensemble) Soloistとしてゲスト出演 (1994)
・Philippe DecoufleとImprovisational Session (京都、Palais de Chaillot,Paris) (2000)
・Irma Omerzoのダンスチームの公演に作品提供 (2001)
・画家・寺門孝之と外郭放水路にて即興ライヴペインティング・セッション (2002)
・Robert Wilson"The White Town"(Bellvue Theater、Copenhagen)に音楽監督として参加 (2002)
・Philippe Decoufleのワークショップ(横浜)に作品提供 (2002)
・外務省の招聘により北京公演。京劇役者とのセッション (2002)
・Berlin Jazz Festival 2003、Nouveau Casino(Paris)に出演 (2003)
・Phillipe Decoufle"solo"(Paris)に楽曲提供 (2005)
・Pina Bausch"RoughCut"(Wuppertal)に楽曲提供 (2005)
・Katerine Wiedemann"The Mermaid"(Copenhagen)に楽曲提供 (2005)
・Phillipe Decoufleモガドア劇場公演(Paris)に客演 (2005)
・2006ワールドカップ記念コンピレーション・アルバム『Play Up』に参加 (2006)
・Pina Bausch"Vollmond"(Wuppertal)に楽曲提供 (2006)
・Pina Bausch "Bamboo Blues"(Wuppertal)に楽曲提供 (2007)
・Brecht-Weil / Three penny Opera / Akira Shirai / Tokyo (2007)
・"Stay Awake" Songs of vintage Disney Films / produced by Hal Willner (2007 London)
編曲、及び指揮で参加。担当Grace Jones, Gavin Friday and Beth Gibbons
・Pina Bausch "Sweet Mambo"(Wuppertal)に楽曲提供 (2008)
・"Stay Awake" Songs of vintage Disney Films, produced by Hal Willner (2008 NY)
編曲、及び指揮で参加。担当David Byrne, Gavin Friday and Jennifer Charles
・Galerie Lafayette Homme 2009 イメージキャラクター
・Shuji Terayama / The Miraculous Mandarine / Akira SHirai /Tokyo (2009)
・Pina Bausch tribute / Theatre de la Ville/Paris (2009)
・Philippe Ridley / Leaves of Glass / Akira Shirai / Tokyo (2010)
・Kazuki Nakajima / Jeanne d'Arc / Alira SHirai / Tokyo (2010)
・Paul Auster / Ghosts / Akira Shirai / Tokyo (2011)
・Kyoka Izumi / Tenshu Monogatari / Akira Shirai / Tokyo (2011)
・Georg Buchner / Woyzeck / Akira Shirai / Tokyo (2012)
・"Pina Bausch tribute in Tokyo" concert (2012)
・"Pina 40" concert in Wuppertal / Germany
ピナ・バウシュ舞踏団結成40周年記念式典の音楽監督(2013)
・"A tribute to Pina Bausch" concert in Vienna / Austria (2013)
・Go Aoki / 9days Queen / Akira Shirai / Tokyo (2013)
・"The here and after" concert at Le 104 Paris (2014)
・Jun Miyake / a theatre piece “Lost Memory Theatre” / Akira Shirai / KAAT Yokohama (2014)
・Pearl S. Buck / PEARL / Lincoln Center NY (2015) (unfinished master used illegally)
・Kazuki Nakajima / No.9 melody immortality / Akira Shirai / Tokyo (2015)
・"Jun Miyake WMF2016" concert at Hamamatsu Act City hall (2016)
・"Jun Miyake" concert at Blue Note Tokyo (2016)
・"Jun Miyake" concert at JAPAN HOUSE Sao Paulo (2017)
・"Jun Miyake" concert at Montreux Jazz Festival Japan (2017)
・Jun Miyake"Lost Memory Theatre <the concert>” at KAAT Yokohama (2018)
・"Jun Miyake" concert at Blue Note Tokyo (2018)
・Flying Sapa「フライング・サパ」 (2020)
・「No.9-不滅の旋律-」(2021年)
・「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」(2021年)
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AWARDS
・マサチューセッツ州 Artist Foundationの作曲コンクールジャズ部門で優勝(1980)
・カンヌ国際映画広告映画祭銀賞
・国際放送広告賞
・クリオアワーズ
・電通広告賞
・ACC賞
・JAM広告音楽賞(最優秀作曲賞、最優秀編曲賞)
・マルチメディア・グランプリ
『ドイツ音楽批評家大賞』Der Preis der deutschen Schallplattenkritik
等受賞作多数